主催 (公社)函館法人会 |
下記の冊子を会員の皆様に無料で配布いたします 中小企業だからできる 値上げの考え方 進め方 |
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世の中は値上げラッシュのさなかにあります。ほんの数年前までの、多くの企業や店が値下げを競い合った「デフレ時代」が嘘のようです。 ―方で、まわりを見渡すと、値上げができず苦しんでいる中小企業や商店の姿も目につきます。原材料や燃料価格、運送料、そして人件費と、ほぼすべてのコストが上がっているのに、取引先への遠慮や売上の減少への恐怖から、利益や資産をすり減らしているのです。さすがに最近では、取引先にお願いしてわずかに値上げを受け入れてもらう会社も増えてきました。でも、コストが10%増えている中で5%の価格改定を認めてもらっても、値上げではなく実質の値下げに過ぎません。 筆者はずっと以前から「中小企業が、中小企業のままで幸せになる方法はないか」を模索してきました。そんな観点で見ると、規模は大きくな<てもしっかりとした経営で、経営者も従業員も幸せそうな会社が全国のあちこちに見えてきます。共通点は「粗利率が高い」こと。同業者より少し高めの値段をつけながら、確実な取引をしている会社、言い換えれば「値上げに成功した」会社です。さらに驚くべきことに、その中には、取引先や顧客をも幸せにしている会社がたくさんありました。 デフレ時代には、値下げをすることで規模を大きくした会社もたくさんあります。しかし、そんな会社の多くは、従業員が辛そうに働<職場となり、経営者も、規模に比例して高まったリスクを抱えて大変そうです。中小企業がめざす方向ではないように思えました。 とはいえ、値上げは簡単ではありません。今までと同じ商品・サービスを同じ相手に販売しながら値段だけ上がる、そんな都合の良い話があるはずがない。でも、価格の性質を知り、自社を見直し、手順を追っていけば、多くの中小企業が値上げの方法を見出せるはずです。なぜなら、大きなシェアを得ないと成り立たない大企業と違い、小さな市場を獲得すれば成り立つ中小企業には、工夫の余地がたくさんあるからです。 そのためには、これから紹介する知識と、「値上げして良い会社を作る」という経営者の意志が必要です。幸せな会社づくりに一歩を踏み出す、この冊子がそのきっかけになることを祈っています。 |
●内 容 | Ⅰ なぜ「値上げ」が必要なのか 1.企業活動の源泉は「粗利」、そのためには値上げが必要 2.値上げは従業員のためにも、取引先のためにも、そして顧客のためにもなる 3.「知られるコスト」「売るコスト」「将来への投資」の確保で 長期的に維持、成長できる会社になる。 Ⅱ 価格のメカニズム~商品力とは何か?~ 4.商品力とは? 5.値段が商品の価値を作ることもある 6.ヒトは「安いものが好き」 Ⅲ どの商品を値上げするか 7.値上げの条件 Ⅳ 具体的な値上げの方法は? 8.不要な値引きをやめる 9.インフレ期の値上げ 10・値上げできる商品と取引先を選ぶ 11.値上げできる商品・サービスの作り方、見せ方 12.どのくらい値上げするか 13.BtoB取引は、違う業界の顧客を探して値上げする Ⅴ 顧客に値上げを受け入れてもらうには? 14.値上げは堂々と、礼儀正しく行う 15.最後の要素は意志と勇気 |
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●配布方法 | ①法人会事務局へ直接お出で下さい。又は ②郵送を希望される場合は下記の申込書と110円分の切手を同封の上郵送でお申し込み下さい。 ③お電話、FAXでのお取り置きはいたしかねますのでご了承願います。 また、本冊子は1社につき1冊までの配布とさせていただきます。 (過去に配付している冊子でご希望があれば、3冊まで110円分の切手で送付させていただきます) ※お問い合わせ・郵送先 040-0001 函館市五稜郭町16-13 函館青色会館3階(公社)函館法人会 TEL(0138)54-9369 |
ご案内チラシ(PDF) |